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問題視されるコンビニの24時間営業はなぜ浸透した?簡単にやめられない原因とは

問題視されるコンビニの24時間営業はなぜ浸透した?簡単にやめられない原因とは

フランチャイズであることから家族経営が多くアルバイトなどで人材が集まらないとオーナーなどが働きづめになってしまうことから体を壊してしまったりライフワークバランスが取れなくなってしまうということから最近コンビニの営業時間を巡る問題が話題になっていて24時間営業廃止を求める声多く寄せられているといいます。

アメリカで誕生した世界最大のコンビニチェーンのセブイレブン。

当時の営業時間が朝7時から夜11時までだったことにちなんで名づけられたことは有名ですが、いつからコンビニの24時間営業が浸透したのでしょうか?

いつどんな時でも使える便利なお店

オープン当時は24時間営業ではなかったコンビニが24時間営業をはじめたのもやはり発祥の地であるアメリカでした。

“営業時間が長くなると売り上げが上がる”というデータが取れたため導入されたといいます。

日本のコンビニでも24時間営業が開始されたのは日本はじめてのコンビニであるセブイレブン1号店が東京にオープンした翌年の1975年でした。

東京などの都心部から導入されるのかと思いきや24時間営業を開始したのは意外なことに福島県の店舗でした。

『仕事で帰りが遅くなってしまっても気軽に近所で買い物ができる』『深夜に働いていてもいつでもご飯が買える』という人々のライフスタイルやニーズにうまくマッチしていき人気を獲得していきました。

1976年頃は『開いててよかった』というキャッチコピーでCMを流すなどしたためコンビニの24時間営業が浸透していきました。

24時間営業というのはコンビニを多くの地に広めた特徴であり武器であったのだと言えます。

簡単にやめられない24時間営業

24時間営業だからこそ手に入れることができていた売り上げが下がってしまうという懸念の他に長年築いてきた24時間の営業スタイルを変えていくことは非常に困難であるため体制を整えるのに時間がかかるとされています。

コンビニでは深夜に日中の来店客が多い時間帯ではできない業務を行います。

日中混雑時にあまりレジから離れることができなかったために行う清掃、お弁当屋おにぎりなどの食品の廃棄処分や商品の発注など様々な業務があるのです。

そして各コンビニの配送センターから商品を受け取る時間も日中と比べて来店客の少ない深夜に設定されていることがほとんどなため店舗スタッフが対応をしなければなりません。

実際今年3月に行われた24時間営業の見直しを探る短縮営業実験では多店舗へのロスが発生してしまうという問題から期間中のみ配送時間を変更するということができなかったため店舗スタッフが深夜も対応することが余儀なくされました。

深刻な人手不足。中国で取り入れられている新しいコンビニのスタイルとは

コンビニは24時間営業していることはもちろんですが他にも支払い手続きや郵便物の取り扱いなど食品や日用品の販売以外にも様々なサービスを提供していることから柔軟な対応が求められるため非常にハードです。

定番のアルバイトの一つとしても挙げられますが多岐にわたる業務からなかなか働き手を確保しにくい傾向にあります。そのため深夜のシフトに対応できる人材の確保はさらに困難です。

深夜帯の時給を引き上げるなどして人材を確保する試みが見られますが人々の仕事に対しての価値観が変わりつつあることからそれだけでは難しいです。

そんな中、中国では近年無人のコンビニが注目されています。

現在中国には日本のおよそ2倍である10万店ものコンビニがあるとされています。

“さすが人口が多い中国”だと誰もがうなずく数字でありますが、その数字の中には日本にはない『無人コンビニ』も含まれています。

スマートフォンが普及していることからコンビニ専用のアプリや決済アプリを使って商品の購入ができます。

来店客の行動はカメラで常にチェックされていて料金を払わないと店外に出ることができないという徹底ぶりもあり盗難が少ないという特徴もあります。

この無人コンビニは半年で急激に出店数を増やし300店舗にもおよび業界に一石を投じました。時にはこうしたテクノロジーの力を使うことも求められるのではないでしょうか?

その時代を生きる人々のライフスタイルやニーズと共に変化していくサービス。

いつでも空いている便利なコンビニも変化する時期にあるのかもしれません。

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